てなわけで、輪行車のNorton 650Aをプチッと改良した。

IMG_7059
↑あたしのレポートに時々登場するRoyal Norton 650×35Aツーリング! ハチサンの輪行車だ。何処を改良したのか?というと

IMG_7055
↑先ずはココである。何年か前にブレーキの換装を行った。それまで絶対的に支持していたMAFACクリテリウムから、吉貝GC-999 である。

IMG_7057
↑スピードコントロール性は格段に向上したものの、輪行の際にちょろっと厄介な事が発生した。アーチワイヤーがブレーキ本体から外れてしまうのだ。外れる事はむしろ歓迎なのだが、吉貝の純正千鳥だと、ワイヤー本体からも外れてしまう。そうするとアーチワイヤーの紛失に繋がる。いざ組み立てたはいいがアーチワイヤーがない!なんてことになったら目も当てられない。まぁコレは、袋詰め時の指差し確認の成果か、失くした事はないが。外れなければで失くすリスクは防げる。それよりもあたし的に厄介と感じるのは、アーチワイヤーの前後がわからなくなっちゃう事。微妙に前後で長さが違うんで、組み付けの際にやり直すコトが度々発生した。リスクと言うよりストレスだ!

IMG_7061
↑印でも付けようか?とも思ったが、押入れからこんなんが出てきた。随分前にBianchi 26HEパスハン用に2組買ったものだ。黒色とシルバーを買って、Bianchi君には黒色を採用した。その残りである。吉貝の千鳥に比べると角度が若干鈍角気味。コレがブレーキタッチにどう影響するかはわからないが、乗り手はそこまで敏感ではない。

IMG_7072
↑無事換装完了

IMG_7074
↑みた目の違和感は全くない。タッチもマイルドな感じだ。何よりもアーチワイヤーがひとり歩きする事がなくなった。輪行時のストレス解消だ。

IMG_7058
↑続いてプチッと改良したのはココ! 分割ガードの固定ボルト。5ミリアーレンキー締めだ。あたしはいわゆるマルチツールを携帯するのだが、この狭い空間で締め込むのは案外と骨が折れる。

IMG_7079
↑ココは蝶ネジを使うことにする。M6の蝶ボルト 長さ15ミリが近所のホームセンターで見つからず、楽天さんのお世話になる。1個210円もした。予備含めて2個買ったんで420円。送料300円だ。なんだか随分割高な気もするが、輪行がちょろっと楽になる筈

IMG_7081
↑こんな感じ!

IMG_7078
↑ドロ除けスティとリヤエンドの固定も蝶ネジなんで、ドロ除けの脱着は工具不要となった。

IMG_7070
↑仕上げはコレ! ヘッドバッチだ。Norton 650Aのヘッドチューブにはタンゲ鉄鋼さんのチャンピオンNo2シールが貼ってある。前オーナーの意匠だが、コレを剥がしてヘッドバッチを貼り付ける予定だ。しかしながら、まっ平らな状態なんで、チューブの湾曲に合わせて加工する必要がある。まぁココは追い追いという事で!