BBまではわりと簡単にバラすことが出来ました。例によって右腕は硬く組み込まれております。しかもツールがかかる面が薄いこともあり普通は難儀するのですが、
あたしんちには自作の秘密兵器があります。何の事は無いBBを両脇から挟んでツールが外れないようにした道具ですけど、使い勝手悪くないです。
ヘッドも難なく分解出来ました。サビはありますが、まだまだしっかりしてます。アウター受けは交換して、あとは磨きで継続使用の予定。銘柄は不明です。
フロントフォーク内に(53 6)の刻印がありました。53年6月という事でしょうか? 1978年型、35年11ヶ月前の個体デスね。ランドナーが一番成熟していたころではないですかd(^_^o)素晴らしい!
クラウンの下には泥除けの隠し留金具が溶接されてます。しかも泥除けのカーブに沿って後ろ下がりです。職人芸ですね。ここに革ワッシャーを介してM5ボルトで泥除けを止めます。クラウンを貫通している穴はキャリア用ですね。
シートステーのブリッジも泥除け隠し留工作 貫通穴無し 革ワッシャー使用
チェーンステーのブリッジも泥除け隠し留工作 貫通穴無し 革ワッシャー使用
右のチェーンステーにはゴム帯チェーンガードのフックまで溶接されてますね。懐かしい工作です。そう言えば昔乗ってたダイアモンドランドナーにも付いてましたね。予備のスポークを代用する強者もいました。
ダイナモ隠し留工作
六角ナットの中心にダイナモコードの貫通穴があり、そのままフレームに内蔵されます。
後ブレーキワイヤーは内蔵です。中が心配でしたが、ガイドワイヤーも元気、動きもスムーズです。
このRは最高に美しい。
あれ、エンドが…
ウォーターシースに続いてシマノ製パーツです。ロードのRoyalNorton嬢もシマノのロードエンドなんで、もしかしてと思っておりましたが、やっぱりランドナーのRoyalNorton君もシマノの、こちらはストドロエンドでしたね。
えーっと! 正式にはストレートドロップアウトエンドでしたねd(^_^o)
更にその奥 あっ! ここにもダイナモコードがあります。ダイナモから泥除けを経由してダウンチューブのみ内蔵の簡易仕様と、ダイナモからシートステー チェーンステー BB ダウンチューブの完全内蔵とがありますが、こいつは後者ですね。
さすが、RoyalNortonです。
そして、シートピラーが
抜けました(^O^)/