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↑前回の続きとなります。犬越路隧道の闇を走り抜け、その先は三叉路となってました。

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↑ジャーン! 隧道出て突き当たりです。犬越路隧道を背にして撮ってみました。

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↑その場から振り返るとこんな感じです。闇の奥の小さく見える穴からきたんですね。個人的にはこちら側の顔が好きです。

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↑ここから神之川林道に入ります。神之川林道は犬越路隧道の北口を横切るように右前方に伸びています。その先がいわゆる犬越路になるんですが、100メートルも行かないうちに崩落があり、しかも路面はがれ場に積雪、これ以上の遡上は今回は残念ながら断念ということで。

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↑こちらが神之川林道犬越路方面

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↑そしてこちらが神之川林道青根方面、進行方向はこちらです。

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↑それにしても雪が深いです。しかも寒いし(>_<) トンネル向こうとは気象状況が全く変わりました。さすが北斜面です。

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↑隧道出口付近のみコンクリート舗装されてますが、こちらも直ぐにがれ場となります。と、いきなり崩落痕が見られます。崖崩れが林道を横切って、そのまんまがけ下に落ちて行った感じです。ここはさすがに押しで通過します。

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↑新たな足あとを発見しました。さっきのとは明らかに違います。これ、尻尾の跡ですよねー この辺りは最も雪深で、ガレた路面が全く見えません。

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↑林道はグングンと下ります。ほほ漕ぐことなく、クランクを平行に保ち、半ケツ?にしてハンドル操作 ブレーキ操作で降りていきます。手に伝わってくる振動はかなりのモノですね。最近取り替えたブルホーンとDC139ギドネットはなかなかの操作性ですが、新調したブレーキシューがギャンギャン鳴きます。まるで屁のようです。

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↑陽が当たっているところは、暖かそうですね。でもこれから行くルートは手前の山はだです。

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↑更に下ります。林道分岐から誰にも会ってません。あれだけたくさんの登山者がいたんで、登山道には人がいるんでしょうが、林道はにはあたしだけ(^^) もうやりたい放題です(^_^;) 大声で叫ぶ! うたを歌う! ひとり漫才! 屁! アホですね。

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↑うわぁー落っこちるかと思った!

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↑ところどころで沢をショートカットした新ルートになってます。奥に見えるのは廃道と化した旧道ですね。

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↑それでめ陽当たりの良い場所には雪ありません。枯れ葉が積もった状態です。枯れ葉のしたは相変わらずのガレ場状態。それでもほぼ下りなんで、漕がなくても前に進みます。

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↑それでもだいぶ積雪は減ってきました。標高が下がってる証拠です。

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↑眼下に鉄橋が見えますね。多分桧皮橋です。ひわたはし と読みます。神之川林道の事を調べると必ず出てくる橋です。

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↑桧皮沢です。

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↑雪はほぼ消えて、一部コンクリート舗装の路面に変わります。これがまた怖いんです。

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↑神之川

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↑桧皮橋に到着しました。とっても立派なトラス橋です。こんな山んなかにちょい不釣り合いな感じもします。ここで一台のジムニーが降ってきました。恐るべし走破性能であります。運転手さんとちらっと目が合いましたが、そのまんま行っちゃいました。人に会うのは3時間ぶりくらいです。

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↑この桧皮橋も沢沿いの道をショートカットした新道のようです。

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↑沢に近い方に旧道が見えます。

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↑ところで、これなんだかわかりますか?
実はこの辺り、アイスバーンになってるんです。めっちゃくちゃ滑ります。40代50代の方ならおわかりか? 「凍ってるね」ていうヤツです。

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↑さっきのジムニー凄いです。凍結した路面を諸共せずに行っちゃいました。

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↑でも、相変わらず崩落も沢山あります。
路面状況はだいぶ改善されましたが、ガレ場の路面は続きます。タイヤはパナ ロードランナー26×1.5スキンサイドです。サイドを切ったという話しを聞きましたが、いまんところ大丈夫。ただどろどろになってます。

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↑神之川

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↑コンクリート舗装に変わると、アイスバーンが怖いです。ブレーキは相変わらずギャンギャン鳴いてます。

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↑何回も転けそうになりました。日陰のコーナーは冷や冷やものです。

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↑そしてゲート 開けっ放しです。ここで登山者に遭遇。

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↑もひとつゲートありました。こちらはくせ者でした。脇からぢ転車通すのがなかなか困難です。仕方なく、上から通しました。Bianchiくんの思いの重くないのって大変であります。

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↑この辺りを林道の終点と見るならば、西丹沢の林道分岐から3時間半くらいで越えたこととなります。特に急がす、コーヒー沸かしたり写真撮ったり、ボゲェ~としながら越えました。55歳のあたしでもなんとかなりました。これ、逆ルートだと厳しいかもしれません。コッチを選んで良かったです。

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↑で、お昼ですが、一番先に出会ったお店に入ろう(^^) あつあつのラーメンとかおうどんが食べたいなぁ(^^) ファミレスでも良いなぁ(^^) 贅沢言いません、コンビニでもいいです。わがまま言いません!なんて思ってたら、ホントにコンビニになっちゃいまし。道志みちに出てもご飯屋さんないんです(^_^;) ふらふらと下ってたら1時の方向にセブンイレブン津久井青野原店を発見! 有無を言わさず飛び込みました。セブンプレミアムの肉うどんとおにぎり二個!駐車場脇の陽当たりいい場所でむさぼり食い、いやぁお腹も身体も温まりました。生き返った思いです。とにかく寒かったです。肉うどんの汁が染み渡ります。食べ終わって店舗の向こうを見たら、椅子とテーブルがありました。しかも陽当たり良好です。
お腹を満たしたあたしは道志みちを梶野で右折、鳥屋交差点を左折して関を右折し国道412号へ、半原日向を左折して中津川沿いに走ります。時刻はまだ3時とかですが、もう夕方のイメージです。手先やつま先が冷たくなってきました。インターさんに教わった河岸段丘を楽しみたかったんですが、とても余裕がありません。
http://d.hatena.ne.jp/INTER8/touch/20171202/1512304782
田代運動公園を過ぎ平山大橋を渡り、再び国道412号に入りました。

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↑ここでセブンイレブン厚木上萩野北店にピットイン。トイレを借りて、店内のイートインコーナーでおにぎりと熱いコーヒーで一息つきます。今回もJR相模線厚木駅から輪行することを決め、走り出します。身体とお腹を温めるとチカラが出ますね。厚木市内を目指して、快調に飛ばします。80キロくらいで出たかもしれません←嘘

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↑ところが、厚木市内で迷ってしまいました。ルイガノのクロスに乗った高校生くらいのイケメンに道を尋ねたら「ついて来い」との事(^^) ありがたいんですが、まぁこのイケメンが、赤信号は止まらないわ、右側通行するわで、ついて行くのが大変でありました。
なんだ神田で厚木駅到着! 前回も感じましたが、この駅はぢ転車バラすスペースが超狭です。今日はやたら人がいるしで社家駅まで行くことにします。

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↑社家駅は無人駅なんで、パスもの清算は厚木駅で行わなければなりません。序章から読んでいただいてる方はお分かりでしょうが、あたしのパスもは逗子駅で入ったままの状態になってます。
「しゃか駅は無人駅ですよねー ずし駅からパスもで乗って、やが駅で降りたんですが、やが駅はパスも使えないっていうんで現金で払いました。このパスも清算して下さい」
しゃか とか ずし とか やが とかなんかおもしろいであります(^^)

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↑てなわけで、電車のひととなったあたしです。逗子で降りてぢ転車組立て、池子越えて金沢の自宅到着は7時ちょい前、もちろんビール買って帰りました。お風呂入って、ビール飲んだらそのままいっちゃいました。なかなかハードな山行きでしたが、とてもおもしろかったです。パスハンター が一台欲しいなんて思ってましたが、なんのなんのBianchi君 大活躍でした。